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【レポ3】氷ノ山50マイル/色々な思い、DNF

ども!長期休暇が終わって久しぶりの出勤で肩がコリっコリのレオちゃんマンっす。いつも思うけど通勤してる時間が超無駄っすね。往復3時間、月にして約60時間は確実にラン人生において成長を妨げる時間だ。ま、これがサラリーマンの辛いところ。そんな思い通りにいかない、ってことが当たり前だ。

と、ちょーっとボヤいたところで久しぶりの氷ノ山。もう10日経ちましたか。

ほんま、超昔のことみたいで忘れたよ(笑)

ほんまね。楽しいのと適当なのが売り、みたいなとこあるでしょ?違う?僕のブログ。今回は全然面白く書けそうにない。コース自体は楽しんだよ。でもレースを楽しめなかった。やっぱ、レースは完走してナンボ、のような気がする。

ま、気を取り直して、いきなりスタートから。

DSC01607.jpg
ゆるーい雰囲気。朝6時でこの暗さ。僕はペツルのミオXPをしてたけど、ハンドで十分かも。30分程で明るくなってくる。次に出る時はヘッドは後半の夜間走行用にパックにしまっておくのが良さそう。装備としてはユニクロのヒートテック9分袖の上にノースのベスト。C3fitのタイツの上にノースのショートパンツ。シューズはタロン212。パックはノースのマーティンウィング2リットルに水、ハンドボトルに0.6リットルのグリコCCD溶かす。今回新たな試みでハンドボトルを持ったまま走ったけどすこぶる走りにくかった。これはしない方が良さそ。とにかく不慣れなうちは走りにくい。肩がコル感じ。やっぱ30km以上のレースではボトルの取り出しやすさがピカイチのグレゴリーのルーファスにすべきだった。

というもののパックも満載だったのでボトルを手持ちせざるを得ず、モウ怒ってボトルを捨ててしまおうかと思った程(笑)。そんなことやんないけどね。

まずは・・・

データは全てを物語る。

氷ノ山心拍

赤茶色っぽいのが標高。で、赤い線が心拍の推移。序盤、即行で190超え(笑)。すかさず、ローギアに入れ替えて165~170を狙って自制して進む。1個目の山が十石山870m。かなり抑え気味に入っているのでしんどくはない。まだまだ薄暗く、慎重に。ファンランを決め込むが如く力まずゆるーいラン。

1時間もしないうちに明るくなってきて、十石山を越えて瀞川山に向かう林道に出る。

DSC01608.jpg

この辺の林道はメッチャ走りやすかったけど、おじいちゃんとか普通のオッチャンランナーにどんどん抜かれる。やっぱアカンね。集中力が足らん、っていうか。ファンラン、って思ったらホンマに力が出ん。ホンマにチンタラとしか走れなかった。まー、練習も2週間ランオフするなど全然調整出来ていなかったのが大きい。イメージと実際の体の出来がアンマッチでもどかしかった。次第に心拍は落ちていく。。。

2つ目の大きなピークは鉢伏山1221m。

5月の終わりに遊びに来た時はもっと走れた。天気も良かったし。

氷ノ山 (16)
こんな感じ。もっと気持ち良く走れたのにな。

DSC01609.jpg
上の写真と全然空が違うでしょ。あのピークが鉢伏山。普段は300m程の上りなら大体感覚として一踏ん張りすればやり過ごせるだけど、この日はやはり好調期とは程遠い。アドレナリンのアの字も出ない。ホンマ、ハイキングの延長みたいだった。時々、立ち止まって腰を伸ばさないと先に進めないよーな感じでした。

DSC01610.jpg
よーやく鉢伏山。1時間53分。全然疲れは感じないけど体が言うことききません。これを疲れているというのか。鉢伏山からの下りは細か過ぎる木段が超面倒臭く感じた。調子に乗ったオッサンが足首をグネってた。ここもテンション高いと足さばきに集中して速く下れるのに冷静過ぎて勢い無し。ただひたすら、卵を地面に置くように疲労が残らないように、ってことばかり考えながら優しく足を運んだ。

DSC01611.jpg
向こうの方にギリギリ山頂も見えるかな~ってのが氷ノ山1509m。しかし、このレースは山頂を踏まない。ちょっと不満。山頂のちょっと手前で仙谷の下り。

見晴らしの良い草っぱらを過ぎると氷ノ山の滑りやすい土質のトレイルになる。小さなアップダウンをくり返しながら少しずつ上って行く。鉢伏山から氷ノ山は整備されていて距離表示も500m毎に道標が立っていて親切。

仙谷への分岐でOSJ代表の滝川さんが檄を飛ばしてた。これからの滝川さんのしでかしを考えると、微笑ましかった。あの人、ホンマ天才級のアドベンチャー人だわ。分かりにくいと思うけど、実際にOSJのレースを走ってみるとよーく分かると思う。騙されたと思って一度どのレースでも良いから出てみて欲しい。言ってること、ってそーいうことか、というのがよく分かるハズ。

分岐から暫く行くと今度は石川弘樹さんが立ってた。『ここからは危険な下りなんで注意してくださいね。』と。したら、その下り、覗くと下に女性が倒れてた。

聞くと3m程上から滑り落ち外傷は無いけど腕が痛いとのこと。折れてるかもしれない。テーピングを持ってないというので、パックから出しながら、上に助けを求める。したら、石川さんが、『大丈夫ですか?ランナーさんは先に行って下さい。狭いし、後が詰まるので。救護はこっちがしまーす。』と。

後で聞くとその女性、やっぱ腕の骨を折ったらしい。でも腕の骨折で済んで良かった。落ち方によっては頭、やられる。そしたら、チーン。。だ

その激下り、というか崖?が過ぎてもまだまだ険しい下り。

DSC01612.jpg
こんな下りの鎖待ちの渋滞が巻き起こってた。ここでレース20km程。こんなところでも渋滞が起きる程険しいんだ。上の心拍の表で分かる通り、心拍が大きく下がってる緑のマルのところが待機。5分くらい周りの人と談笑。下りてみると、鎖が無いと下るのは無理なんじゃないかと思えるような崖。ファイト~!いっぱーーーつ!の世界。そこをよーやくやり過ごして暫くガレた沢みたいなとこを走り抜けると舗装路に出てくる。スキー場のロッジが点在していて自販機が使えたのかもしれない。僕は小銭を持たなかったけど、次回は持って行った方が良いと思う。

舗装路に出ると、もう少しで第1CPに到着する。

DSC01613.jpg
道中、わらじランナーに出会った。この人、京都一周トレイルにも出てた。既に踵の部分はすり切れて無くなっていて、聞くと予備のサンダルもあるそーで『大丈夫です。』だって(笑)大丈夫そうに見えないけど、彼は完走したのだろうか?絶対に足に悪いと思うど。

第1CPで味噌汁を頂いた。休憩してる人が20名程いたけど、何もないのですぐに出発した。多分4時間チョイでの通過。第1CPを出てすぐに湧き水があった氷の命水?だった思う。名前がついてた。ボトルに水を満タンに入れグリコCCDを溶かす。この辺で、時間の兼ね合いもあり第2CPでDNFだな、と冷静に考えてた。

扇ノ山には行きたい。

ただ、それだけだった。


暫く舗装路を行くと林道への分岐に。東因幡林道といって、標高差はほとんどなく走れる良い感じの林道。でも、この日の僕は歩かない、ってことで精一杯でスピードを上げることは出来なかった。心拍も徐々に右肩下がり。頑張ってもパフォーマンスが上がらない苦しい展開。この辺で足に付けてるストライドセンサーの電池が切れ距離が計れなくなった。レース前日に電池残量が少ないことが分かり電気屋で探したがどこもCR2430を置いてなかった。ま、距離なんてあって無いようなものでOSJだし、そんなのある方がおかしいくらいに考えていたので別に凹まなかった。ただ、記録に残すのに残念だな、と。ただ、単調な林道をどんなペースで走っているのかは時々チェックしたくなった。

東因幡林道、ほんと何kmあったんだろ?飽きるくらい長かった。我慢して走っていたけど、ゆるい上りでとうとう歩いた。一度歩いたらずーっと歩いた。どんどん体力が無くなっていくのが分かった。ハンガーノックではない。食うもんは食って力が出ない。今の、体力の限界。行程としてまだ半分も行っていない。このまま夜間パートに突入してなんとか24時間以内にゴールしても何も得られないかもしれないと思った。

日の出山ハセツネ
苦しかったハセツネの日の出山での写真。2度同じことをしても仕方が無い。今回はレースの入りから真剣勝負ではなかった。それなのに後半、苦しい状況が来て同じように対処できるのか?出来たとして、このレースをどう総括するのか?僕にはよく分からなくなってきた。

今回は潔く第2CPでDNFしよう。

ラスト、扇ノ山を満喫しよう。

そう思った。



一旦、DNFを決断すると色んなものが軽くなった。よーやく小さいエイドに着いて、そこから扇ノ山のトレイルに入っていく。トレイルは熊笹がバッサリ刈り取られたばかりという感じの道。普段、ぴょんと飛べそうなところも飛べない。ゆっくりと歩いてく。走れそうなフラットな箇所も木の根っこが密集していて走りにくい。落ち葉で根っこが隠れていて何度も足を捻りかけた。

あるところから、すごい綺麗な落ち葉でフカフカの極上のトレイルが出現した。

DSC01618.jpg
いくつか氷ノ山のレポを見たけど、やはり皆このトレイルは印象的だったみたいでココで写真を撮ってた。ここ、覚えてるだろーか?

DSC01619.jpg
トレイルから右に目を移すと見える大樹。

思わず、近付きたくなった。

DSC01620.jpg
大きな穴があって、覗きこめた。その横で、何人かのランナーが通り過ぎていく。

DSC01617.jpg
落ち葉のベッド。ホンマ気持ちが良かった。このままずっと寝て居たかった。シャンシャンシャン・・・時々、鈴の音が聞こえてランナーが通り過ぎていく。時が通り過ぎる。『そっか、明日の今頃は家族でネズミーランドか。。。』『思えばバカな予定を組んだもんだ。』『今までDNFしなかったよーに、今回も走り切れるんじゃーないか?この体の状態でも、単純に各CPを4時間ずつ通過して16時間、夜の10時にゴールすることは可能だろう。で、実際に家に着くのは何時だろう?福娘達を楽しませてやれるだろーか?ひょっとして自宅までタクシーってことになれば、予算上かなり寂しいネズミーになるに違いない。欲張って第3CPまで行ってもすぐに収容車でゴールまで搬送される保証は無いし、それこそあとちょっとだったのに、と変な後悔の仕方もするだろう。やめるなら、まだフレッシュな今だ。こんなに気持ちの良い扇の山も味わった。まだ見ぬトレイルをわざわざ夜に見る必要もないだろう。氷ノ山は近い。また来れるし、また来た時に走ろう。』

そー決めたら清々しく感じられた。
負け惜しみ?
開き直り?

・・・

そーかもしれない。

ただ、今、自分でそー決めた。

すーっとした。それだけ。

変な重し、取れた。

そんな心境を撮った動画を以前の記事でアップした。

【カメラは見た!】OSJ氷ノ山50マイル、DNF決断の時☆
見てない人は、どーぞ。
これがDNFする人の顔です(笑)


僕的には、この動画だけで後の言葉は言葉数が多いだけ、って感じで。まーこんなにダラダラと長くなってしまった。

最後のトレイルを気持ちよく走り抜け、第2CPに7時間50分くらいで到着。トレラン野郎さんしゅっぽさんがボランティアで迎えてくれた。自分でも明る過ぎる、ってくらいのテンションでDNFを告白、一旦考えるよーに促されてスープを飲みながら考えたけど、やっぱ無理。変な心変わりで走っても、ダメだ。ここでヤメ。

トレラン野郎さんに、ゼッケンに付いたタグを取ってもらう。

あー終わった。

悔いは、無かったよ。全く無い、とは言えないけどね。

16時前にゴール地点に着くと1位の方がゴールしてた。予想よりもきついコースだったそう。風呂場で第2CPでDNFしたことを言うと賢明な判断だと思う、と言ってらした。その後、12時間のゴールでもパラパラとしか、ゴールしてこない。

僕はここまで連れてきてくれ、車中泊まで許してくれたkamipackさんが帰ってくるのを待った。

15時間・・・帰ってきた。

DSC01631.jpg
第2CPからずーっと8時間も歩いたらしい。こうやってゴールしてくる仲間もいる。それぞれがそれぞれのランをして帰ってくる。僕はこうして100人近いランナーのゴールシーンを見守った。こんな辛いランの1週間後の福知山で、彼はサブスリーに限りなく近いランをしている。ほんと色んな仲間に色んな事を教わる。有難いことだ。

今まで自分だけのランばかりしてきたけど、みんなのゴールを見るとまた色々と考えさせられた。それを見て、やっぱ僕はDNFで良かった、と納得した。納得、出来た。これからもっと色んな事があるだろうけど、このレースも忘れられないレースの一つになったと思う。


[レポ・完]



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氷ノ山山系トレイル50マイル | コメント(10) | トラックバック(0) | 2010/11/24 23:58
コメント
トレイルよりもレポを続けた事に『お疲れさん』って言いたいな。
レオちゃん的には完走したいのが本音だろうけど家族の事を考えるとDNFして正解だったと思います。 とにかく俺は完走出来なかった事よりゴールで誰かを待つ気力も無かった事が恥ずかしい…

俺は来年も出ます。次はゆとりを持ってね!
レオちゃんと会って話せたことに感謝(笑)
お疲れ様
お疲れ様。
勇気あるDNFだと思いますよ。
完走するより苦しい決断だったかもしれない。
本当に厳しいレースだったんですね。

お疲れ様でした。
お疲れ様!
いろんなときがあるから、それを経験出来るのって最高じゃない?
DNFを決断した自分、その後に思ったこと、素敵な出会い、いろんなことひっくるめて山を走れるのって素敵な事だと思う。

レオちゃんのレポには山への思いがたくさん詰まってる。

山、やっぱり私は好きだ♪
レオちゃんのレポ読んでそう思ったよ。
やまおさんへ
来年は60マイルって訂正されるかもっすね!
やまおさん、恥じることはない。
でしょ?
楽しかった。それだけ、ですよ♪

ゴールシーンはどのランナーのも感動します。きっと走っている過程もそーだと。今度、何かのレースで応援に行ってみよーっと。
フランク翔太さんへ
ども!なんで次の日ネズミーの予定入れたんだろう?なんでヒッチハイクで来たんだろう?自分のアホさ加減を見くびってました(笑)

体のダメージもそれ程無く、その後の休暇を家族と過ごせたので良かったと思います。

決して氷ノ山がえげつないレース、ってことはないので来年は一緒に走りましょーか!?
かおちんへ
ほんとフリーダムって感じでロードもトレイルも、距離も短いのからウルトラまで走ってるけど、やっぱ一番は、お山を駆け巡るってことかな~って思う。

なんだか、超ロング、縦走系のトレイルが病み付きになってきました。UTAF、出れたらその時は完走するよ!

ぜーんぜん、落ち込んでません。むしろ元気になった!沢山のゴールを見て感動した。改めて学んだな~。
DNFもすごい勇気がいると思います。僕にはその勇気がありません。
氷ノ山も福知山もどちらも辛かったしダメージが残るの分かってるから止めたほうがよかったのかもしれません。

でも最後まで走っちゃう。後先考えない性格なので(笑)
計画性がまったくないんですよね~

初DNFのレースですよね。今後に繋がる貴重な経験になったと思いますよ。いい意味でね。
これからもお互い頑張りましょうね♪
お疲れさまでした!

悔しいでしょうけど、棄権する勇気を持つことも大切ですね。
この経験を通してレオちゃんマンさん、ますますタフなランナーになっていくのでは!

kamipackさんへ
すごいアツイものを感じました!
ありがとーございます!
ばんぶーさんへ
疲れてたんかもしれません。
ずーっと完走しなきゃいけないのが。
たまにはこんなも良いです。
1日楽しかったし。満足!

最近ボロボロだったので余裕残しで小さなステップを踏んでいけるようにコントロールできたのは大きいと思います。と言えるよーに次の奈良、加古川では確実にステップらしいステップを踏まなければ、ならない。そーいう風に持って行ったのは自分なので楽しみながら上げていきたいです!

久しぶりにばんぶーさんのブログにお邪魔したら、ばんぶーさんのニオイというか雰囲気が変わってなくてすごい嬉しかったです♪

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