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【レポるティバ弐】ハセツネ。夜にヌルヌル♪喉はカラカラ☆

どもっす!なかなかブログの更新もハセツネの行程のようにスパッと進まないレオちゃんマンっす。ま、よーやく福娘達が寝たので、書きますか、続き。

CP1の浅間峠に到着。夕方5時過ぎ。周りは薄暗くなってきて、トイレ待ちをしている間に真っ暗になってきた。その間、ヘッドランプとハンドライトを装備。そのまま先に進む人、ブルーシートに寝転がってる人、何か食べてる人、リタイアを宣告してる人、それぞれが思い思いに過ごす。トイレを済ましてコースに出る。ロスは5分程。

走りだして暫くは割と走りやすく、流れに沿って走っていく。そーするとパチパチパチという音が鳴ってきた。すぐに雨だな、と分かるくらいにジャンジャン降ってきた。暑いのが苦手なレオちゃんマンにとって恵みの雨となる。気持ち良いぃ~♪

ヘッドランプは雨に反射して見えにくくなったけど、ハンドライトがすこぶる明るくてなんとかなった。日原峠までの2Km程は良い感じに走れたのだけど、そこから土俵岳までの上りがハンパ無く級で、雨のせいで路面がグジュグジュのヌルヌル。大袈裟と言われたら本当のことなので困っちゃうんだけど、上からドロドロの大人が滑り落ちてくる。それも結構な人数で。この映像のように。。。

ホンマに滑る。芸人のローション使ってる感じの運動会とかあるでしょ。あんなん。自分が上るのも神経使うけど、落ちてくる大人を避けるのも結構なテクがいる。何度も言うけど大げさなことはなく二次災害、三次災害というような玉突き事故があちらこちらで勃発(笑)僕は最初はためらったけど、グリップ効きまくりのタロン212のおかげで、どんどん抜かしていく。
イノヴェイト タロン212
このシューズは212gと超軽量で、マッドなコンディションのトレイルやスリッピーな岩場が多いコースですごい調子が良いので興味のある方はチェックして下さい。イノヴェイトのタロン212です。

なんとかヌルヌル地帯をやり過ごして走る。上り基調だけど走れなくはない良い感じのトレイルで、少しずつ調子が戻ってくる。序盤で消耗し過ぎたことを反省し今更ながら冷静に走れるようになってきた。まだまだ前半だし、後半の金毘羅尾根を爆走出来るように脚は残しておこう。

冷静になってきたことでいろんなことに気付いてきた。楽になったな~って思ったのはパックの軽さ。そうだ、随分と水を飲んでしまってた。多分走り始めから1kg以上軽くなっている。背負ってるパックは3kgを切ったんじゃないかな?と思い始めた頃、残念なことにハイドレーションの水が切れた。吸っても吸ってもズズッっていう感じで、、、あーヤバい。残りはボトルに300ml程しかない

どこだと思う?

まだ、28km地点の笛吹峠だよ。標高1,000m。ここから8km以上かけて1,527mの三頭山まで上って、さらに6km程アップダウンを繰り返してよーやくCP2の月夜見山で1.5リットルの水分を補給できる。

どんなんだか理解出来るかな?

関西のコースに置き換えるなら、水無しで芦屋から六甲最高峰を経て有馬温泉へ下る約13kmのコース。よりも長い。多分アップダウンもハセツネの方がハード。魚屋道を下らずに有馬三山を通過して下っていくイメージ。このルートでよーやく引き分け。それを水無しで。

一気にテンションが下がる。テンション、っていう尺で計れないくらい動揺がハンパない。「もー、死んじゃうよ~」って。一旦通り過ぎたハセツネスタッフのところに引き返し、聞いてみた。

「すいません、水が無いんですが、どこまで行けばありますか?」
「三頭山の避難小屋の近くに水場がありますよ。ちょっと危険ですけど。」

それって、あと8km程あるし、ずっと上りじゃーーーん

ダメだ、やめよう。

ボトルには水が300ml足らず。

全然足りないし。。。

迷惑はかけられない。

エスケープ出来るところで、リタイアを宣言しよう。

「やめるんだったら、どこまで行ったらやめれますか?」
「西原峠まで行って下るしかないですね~。」

そっか、ここでやめるって言ってもなんともならんのか。。。

西原峠まで4kmちょい。

しゃーない、ちびちび飲んでなんとか西原峠まで行こう。

これからは、出来るだけ体に負荷をかけず、喉が乾かないように心掛けた。あまり口を開けて呼吸しないようにした。葉っぱの上に溜まっている雨露を飲むために枝を揺らした。ゲリラ戦でジャングルに潜む軍人の気分。

飲み過ぎないように、手に持っていたボトルをパックの後ろポケットに入れる。

ただただ歩く。

ただ歩く。

フラットなところと下りは疲れないようにササっと脚をさばいて出来るだけロスのない走りに徹する。

何故、この走り方を序盤にして温存出来なかったのか?

何故、無くなると分かっていて飲み過ぎたのか?

全ては自分の弱さ。

情けない。

反省と後悔が渦巻く中、黙々と進む。

少し、喉が渇いてボトルに手を伸ばす。

ん?無い

ボトルが無い

無ーーーーーい!!!

とっさに来た道へ戻る。

すいませーん!

ボトル、落ちてなかったですか~!!!


ヤバい、僕はまともにリタイアすらも出来ないのか?



これ、ですか?





それー!

僕のです。

わー、命の恩人です!お名前を教えてください!!

いや、あ、よくある、普通の、鈴木です。

ども!この水だけだったんです!ほんま、スンマセ~ン!

さんくす、鈴木さん。よくある名前ベスト2位の鈴木さん。佐藤さんの次に多い鈴木さん。僕の中では日本一だよ!鈴木最高!!


こんなラッキーなこともあるんだ。いや、ただボトルを落としたアンラッキーを埋めるラッキーであってプラマイゼロなんじゃー、ってことは、ない。僕は宝くじに当たった気分で進んでく。ドロドロのボトルを握りしめて。

それからは、正直、記憶に無い。
ただただ前を向いて歩いた区間。

丘を上がれば、西原峠だった。スタッフが迎えてくれる。励ましの言葉がありがたい。ボトルの水、ここで丁度無くなった。リタイアは選択しない。進む。

西原峠では立ち止まることなく、淡々と三頭山への曲がり道を右に入っていった。水は無いけどジェルとハチミツはある。死ぬことはないだろう。三頭山まで行こう。そこに、水がある。あと3.4km、たいした距離じゃないんだ。行ける。行ける!



(・・・続く)


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第18回日本山岳耐久レース | コメント(4) | トラックバック(0) | 2010/10/16 23:59
コメント
あいかわらず、レポートおもしろいですね。
この文才があれば、京都トレイルランナーももう少し
アクセス増えるのに・・・。
タロン興味でてきました。私は下りはグリップあまり要らないのですが、登りでずるっと空転するのが激しくいやなんです。
あと、水不足ですが、出走前に1~2リットルがぶ飲みで
しょんべんいきたくなるぐらいでちょうどです。
これ、直前アドバイスで言い忘れてごめん!
特に雨上がりの蒸し暑いときは発汗がすごいので
水不足対策が重要。多すぎるぐらいに水分を持つのは
みんなやるけど、出走前にがぶ飲みするのはだれも
やってないなぁ。これはマフェトン理論の教えなんです。

”ランナーはスタート前にすでに脱水している!”

だから出走前のがぶ飲み!これ、超重要。
まっちゃさんへ
僕もそれ、悔やまれる。
まっちゃさんがダッシュで体育館の中に駈け戻ってがぶ飲みしてたの後になって思い出した。覚えられないならちゃんとメモすべきだった。。。まっちゃ師匠、まふぇとんの極意、僕なんかが習得できるかな?今後もご指導よろしくお願い致しまする。
悔やんでもしかたないけど、スタート前に無理にでもお水たくさん飲ませるんだった。
しんどかったね。ごめんね。よく頑張ったよ!
レイさんへ
レイさん、自己責任だぁ。後悔させた僕が悪い。
下手なレース運びでしたが、ゴールに辿り着いた。
長谷川さんの全部のコースが見れたので良かった。
また来年、これは宿題になるレースです。

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