【レポ】夢高原かっとび伊吹♪

先週末は夢高原かっとび伊吹2011に参戦してきました♪
滋賀県の名峰、伊吹山を舞台にしたただただ上りオンリーのヒルクライムレース。
距離は10km、累積標高1175m、下りの累積40m(笑)ほんまに上りばっかり

プチ富士登山競走、ってノリです。
下り大好物のレオちゃんマンが一番嫌いで全く興味の無かったレース。
何故出たか?
それは去年のハセツネ惨敗へのリベンジのため。
ハセツネへのステップレース第2弾です。
第1CP越えてからの上りを克服するのにやぱエゲツナイ上りレースを入れとかんと、ってね。
じゃー、第1弾は???って。
こっそりレポも放置してる24時間マラソンっす(笑)
あれはあれで良い経験になったし、ちゃんと記録にまた残します。たぶん。
さて、無理矢理自分に課した嫌いな上りレース。
そろそろ本題に。
このレースへは六甲縦走を5時間台で走るロールアウトランナーズの藪サ氏、ぽんまじ氏と一緒に参戦させて頂いた。会場まではタケイPRO氏に豪華リムジンで送迎してもらった

勝負シューズは新調したイノヴェイトのタロン190。

重さ190g。軽さは武器なのです。
軽いだけじゃない、あのソールの粘性はどんなスリッピーな路面でもキャッチする頼もしいやつ。

圧巻のタロン4人衆。


そびえ立つ伊吹山。山頂は雲隠れ。

ま、緊張感の無いスタート前。受付を済ましてリラックス。
レースに参加しないタケイPROはひと足先に山頂で待ち構えてくれることに。
で、レース10分前くらいで並びだす。
ぽんまじ氏は前の方に。
藪サ氏と僕は中盤くらいにポジショニング。
今回は参加1,109人。
ちょっとDNSしたとしても1,000人規模の上りオンリーレース。
前半の位置取りが大きくタイムに影響するだろーな、と思ったけど前半でバトり過ぎると練習にもなんないな、と自重。
タイムも大事だけど、練習不足の僕にそんなのは望めない。せいぜい2時間をゆっくり切れれば良いや、って会場に来る前は思ってた。
でも、スタート間近でやはり走るなら潰れても良いか、となるべくギリギリの心拍で脚も最後までもたせて、って欲張りないつもの撃沈思考回路がスイッチオン(笑)
目指せ90分切り。1時間30分切ればなんとなくカッコがつくか。
ほんま、遊び半分で来ると目標を見失うね。
楽しむためにはやっぱ、自分がどこの位置にいたいのか、って強く思わないといけないよな、と思いつつ「だって、ここ2週間やる気ゼロクリアだったし、しゃーない。」と開き直りの居直り君。
正直、1週間前にロールアウトの黒岩尾根セッションで当然の大撃沈を食らって急仕上げでこのスタートに立った。
潰れるの前提でどこまで頑張れるか。
*一旦、自分の体力を落としておいて、いつもより低い設定で高い疲労感を与えるプレーです。良い子はマネしないで(笑)
そんなことを考えて無理矢理走る動機付けをしてニワカニやる気ムンムン♪
リラックスモードの中号砲が鳴り響きようやくスタート。
予想通りの大渋滞でなかなか前に行けないけど、下りが終わって上り基調に転じたところで藪サさんについていくことに。
登山口の給水所を過ぎて三之宮神社辺りで藪サ氏に追いすがるのをやめて

走れるくらいの緩い上り。
だけど続くとキツイ!
スタート(180m)から240m程上って1合目(標高420m)。スキー場のゲレンデ。
ここで一気にやる気がなくなりかけたけど、みんな歩きだしココはいっとこ、と草っ原を走ろうとするも草原は走りにくい。
やっぱ流れに乗ってついて行きタレテきたランナーを拾う作戦に。
作戦、っていうか自分が楽したいだけの、サボりんぐ♪
だけど、ここで上りの極意を学ぶ。
だいぶ前の六甲極秘会談にてけんこう堂氏が言ってたモモの付け根部分を手で押してポールを持っているように見立てグイグイと上る、っていう感覚。これを身に付けた。
まさに、テテテテテッテッテ~♪とレベルが上がって呪文を覚えた喜びとリンクした。
間違えてもテテテテ、テーテー♪ではない。後者は土曜サスペンスのBGMだ。
動画と写真で細かくご指導したいが、今回は割愛します。
また、毛を剃ってから、ちゃんとするね

ゲレンデを上がるとそこは2合でほんの少しで3合(標高720m)だった。
この何合目、って感覚があんまりピンとこないんだな。
3合目で6.8km程?ゴールまであと3.2km。
距離的には「そんなもんかい。」って感じだけど、ここからもう一山あるって感覚。
山頂まで650m程さらに上る。
5合目の給水地点(標高880m)から九十九折りでゾンビがいっぱい上ってた(笑)
頂上はガスってるし、不気味な光景やった。
この辺りからゴロゴロの岩が多くなってきて注意。
後ろから追い上げてきたオッサンがウンウン大音量で唸ってて抜かせてあげたけどさらに大音量でウンウン唸りだしてウルサイので8合目手前でBダッシュ

抜かしてすぐに、道に転がっているセミのように鳴かなくなった(笑)
オッサン、もうウンウン言わんのかいな

久々に黒いレオちゃんが顔をのぞかせたぞい。
苦しいけど調子が出てきたのと前がつかえだしたので走れる道を横目にちょっと大きめの岩を手を使ってよじ登り四つ足走法でパス。
一気に5人くらいを抜かす。ムヒヒぃ。

そそ、この貞子ちゃんみたいにグイグイよじ登っていったよ~
(現在深夜2時、ビビりながら編集中

8合目(標高1220m)で残り600m。上りは150mちょい。
調子に乗ったツケか、今度は両ふくらはぎが攣って、一歩踏み出すごとに攣りそうで大きな岩やハイカーをよけるだけで悲鳴を上げた

ここまで塩系サプリは摂ったし電解質サプリも摂ってなんとかしのいだけどラスト1kmを切ってからがツラ過ぎる。
9合目で「ラスト200mですよ~」と言われよーやくゴールらしきものが見えた。
走る、けど両ふくらはぎがいっぺんに攣りそうでさながらキョンシーのようになったいた。

ほとんど膝関節を曲げることなくキョンシースタイルでゴール


タイムは1時間29分05秒。順位は総合126位だったみたい。
ふがー。。。疲れたし、途中時計も見る余裕無かったけどなんとか90分斬りできたし満足。

来年、もーちょい頑張って80分切りとか目指したいって気持ちもあるけどやめとこ(笑)
ぽんまじ氏は僕の22分前にゴールで年代2位、藪サさんは僕の7分前にゴール。
タケイPROも高速ハイキングで山頂で待っててくれた。
おんたけで知り合ったまっつんも女子年代優勝♪
お友達が入賞ってほんま嬉Cぃ~♪
僕も、続くでえ~

よーやくモチベーションが上がってきた。
ハセツネまでのステップは来月の丹後100km。
ココロもカラダもグイグイ上げていこ!
みんな、かっとんだ。
かっとんだぜ!夏

こちらをドゥーンと押しちゃってー!!
レオちゃんマンの元気の源




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